「英語をそろそろ始めさせたいけれど、何から手をつければいいの?」
「オンライン英会話って続くのかな…?」
そんなふうに迷う小学生の保護者の方にこそ、実は1〜3月はとてもおすすめの時期です。
春は、学年が上がって生活が変わるタイミング。新学期が始まってから慌ててスタートするよりも、少し余裕のある時期に“慣れる”ことが、長く続けるコツになります。
この記事では、小学生オンライン英会話の始め方を、失敗しない選び方や続け方まで含めて、わかりやすくまとめます。
1〜3月に英会話を始めるメリット
オンライン英会話は、始めた瞬間に英語がペラペラになるものではありません。だからこそ大切なのは、“続けられる状態を作ること”です。1〜3月に始めるメリットは、まさにそこにあります。
① 新学期が始まる前に「慣れ」を作れる
新学期は、学校・宿題・習い事などが一気に増えがち。忙しい時期に始めると「バタバタしてできない→間が空く→気持ちが切れる」となりやすいです。
1〜3月にスタートすれば、レッスンの流れや緊張感に慣れる期間が取れるので、4月以降も自然に続きやすくなります。
② 子どもの英語への抵抗感が減る
英語が苦手な子ほど、最初は「間違えたらどうしよう」「言えないかも」と構えてしまうことがあります。
でも、春までに数回経験しておくと、「先生が優しい」「なんとなく分かった」という安心感が生まれます。英会話はスキル以前に、心理的ハードルを下げるのが最初の勝負です。
③ 春休みは「習慣化」のチャンス
春休みは時間の使い方が自由になりやすく、習慣を作りやすい時期です。
週1回の英会話レッスンに加えて、「毎日3分でも英語に触れる」習慣をセットで作れれば、英語が生活の一部になっていきます。
オンライン英会話が向いている子・向いていない子
オンライン英会話は便利ですが、全員に万能ではありません。始める前に「向き・不向き」をざっくり知っておくだけでも、失敗確率はグッと下がります。
向いている子の特徴
- 人と話すのが好き、おしゃべり
- 間違えても気にしないタイプ
- 楽しさがモチベーションになりやすい子
- 家で学ぶスタイルが合う
- 親がサポートできる環境がある(最初だけでも)
こういう子は、早い段階で「先生との会話=楽しい」と感じやすく、伸びも早いです。
工夫が必要な子の特徴
- 人見知りが強い
- 失敗が怖くて黙ってしまう
- 英語以前に、会話そのものに苦手意識がある子
- 画面越しのコミュニケーションに抵抗がある
こういう子は、条件を整えれば続けられます。
そのためのコツはこの後で紹介しますが、まずは「講師やレッスン形態の相性」がかなり重要です。最初の段階で無理に引っ張るより、気持ちが折れない設計をしてあげることがポイントです。
失敗しない選び方:体験で見るべきポイント
オンライン英会話はサービスが多く、料金や教材もさまざま。選び方で迷ったときは、体験レッスンで次のポイントをチェックしてください。
① 子どもの「発話」が促されているか
小学生の場合、レッスンは「先生の説明をじっくり聞く」よりも、子どもが声に出すことを促してもらえることが大切です。先生が答えを引き出す質問をしているか、上手く促してくれているか、確認しましょう。
② 褒め方が上手で、自己修正を促してくれるか
褒めるタイミングが適切で自分で間違いを訂正するように仕向けられる、褒め方が上手な先生は子どもの自信を伸ばします。褒め方と、間違えた時の対応を見ましょう。
③ レッスンのテンポが合うか
テンポが遅すぎると飽きる原因に。テンポよく進めてくれるか確認しましょう。
子どもが「ちょっと難しいけど、ついていける」くらいが理想です。
④ 日本語サポートの必要性(家庭の状況次第)
初心者や緊張しやすい子の場合は、レッスンは英語でも、万が一の時に日本語が通じる先生だと安心することもあります。
心配な場合、特に共働きで親が毎回つきっきりになれない場合は、日本語が通じる先生かどうかも確認しましょう。
週何回がベスト?家庭学習との組み合わせ例
結論から言うと、週1回でも家庭学習と組み合わせることで、十分に意味があります。
ただし英語は意識して触れる時間を増やしていくことが重要なため、レッスン外の家庭習慣がカギになります。
おすすめの頻度の考え方
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週1回:続けやすい。家庭習慣が作れれば伸びる
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週2回:レッスンの進みが早い。習慣化のスピードも上がる
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週3回以上:英語が生活化しやすいが、負担が増える
最初から無理して回数を増やして挫折するより週1回~、プラス家庭で触れる時間を作るほうが圧倒的に続きます。
週1回でも身につく家庭学習の例(1日5〜10分)
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レッスンの前日:習ったページやフレーズを一緒に1回読む・復習(3分)
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レッスン当日:終わったら習ったページやフレーズを復習(2分)
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その他の日:宿題に取り組む、英語の本を読む、英語のYouTubeを流す
ここで大事なのは、学習というより“英語に触れる習慣”を作ることです。
小学生は、短時間でも回数が増えるほど伸びます。逆に、週末に1時間まとめてやるより、毎日3分のほうが効果的です。
続く子はここが違う:家庭側のサポート設計
オンライン英会話が続くかどうかは、実は「子どもの意志」だけで決まりません。続く家庭には、共通して次のような“仕組み”があります。
① 親の役割は「教える」ではなく「環境づくり」
英語の知識を教え込む必要はありません。
親がやるべきことは、シンプルにこれだけです。
- レッスンの時間を固定する
- レッスンの宿題に一緒に取り組む(目の届くところにいるだけでもOK)
- 続けられる環境を整える(デバイス、スケジュール、おやつ等)
特に「ミスを指摘する」「間違いを直す」「日本語で説明する」は、逆に子どもの意欲を下げることがあります。それは先生に任せて(なかなか難しいことですが)子どもを見守る意識で環境づくりに取り組みましょう。
② 声かけは「質問」より「実況」が効く
「今日どうだった?」と聞くより、「今日もレッスンやったね」「話そうとしてたのが良かったね」と、見えた努力を実況する声かけのほうが「努力を認められた」と感じやすいです。
③ うまくいかないときの逃げ道を用意する
- 先生が合わない → 先生を変えてもらう
- 難しすぎる → レベルを落としてもらう
- 色々しんどい!という週 → 休む(その代わり宿題だけは取り組む)
柔軟に逃げ道を設けてあげることは、長期的に見てプラスになるケースが多いです。一番良くないのは、英語に対する苦手意識やネガティブな気持ちを肥大させてしまうこと。ゆっくり、細く長くでも続けることが最優先です。
子どもにも、どうしても疲れた、モチベーションが下がった、何もしたくない、難しくてやる気が削がれた、という日はもちろんあります。せっかく習っているのに!と思う気持ちも重々分かりますが、一回立ち止まっても大丈夫。無理強いはせずに見守りましょう。
新学期前の今が、いちばん始めやすい
オンライン英会話は、「始めた瞬間に成果が出る」よりも、習慣化してじわじわ伸びるタイプの学習です。だからこそ、忙しくなる新学期前の1〜3月は絶好のスタート時期。
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まずは体験で先生と相性を確認(先生は担任?毎回違う?)
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週1回でも受講をスタート(家族のスケジュールに合いそう?)
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親がレッスン中に隣で教えない(代わりに、先生が上手に促してくれそう?)
この3つを押さえれば、オンライン英会話は家庭学習の強い味方になります。
新学期が始まって忙しくなる前に、ぜひ「慣れる時間」を作ってあげてください。

