オンライン英会話コラム

小学生に英語留学をさせるには?グローバルに教育する方法を解説

小学生に英語留学をさせるには?グローバルに教育する方法を解説

今の小学生が大人になる頃には、英語力は必須と言われている時代。
実は小学生でも留学ができることをご存知でしょうか?
今回は、そんな子ども留学について徹底解説いたします。

オンライン英会話「ブライトリー」

小学生の英語留学とは

小学生の英語留学とは、その名の通り大人と同様に現地で英語を学ぶことです。
行き先も様々で、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フィリピン等、目的や期間、費用に応じて決定をしていきます。

語学学習は、年齢が若ければ若いほど習得しやすいと言われています。
スポンジのように吸収のしやすい脳みそを持っている小学生は、大人に比べて特にリスニング、スピーキングの習得速度も早いと考えられております。
発音に関しても、大人になるに連れて恥ずかしいという感情が芽生え始めるため、小さなうちから英語の発音に慣れているかどうかも、今後の英語習得の大きなキーポイントです。

日本で英語を習得するのも一つの方法ですが、現地で英語環境下を肌で感じることが出来る海外留学は、子どもにとって大きな経験となるでしょう。

小学生の英語留学の種類

小学生留学には様々な種類があります。
それぞれのプランに特徴があり、留学生活で何をメインにしていきたいのか、また留学期間などをベースにして考えると良いでしょう。

サマースクール

サマースクールとは、夏休み等長期休暇を利用して現地の学校へ滞在します。
期間は2週間〜1ヶ月程のものが多く、長期留学に向けた土台作りをすることも可能。
現地の学校で直接授業を受けることも出来るため、同年代の友人作りがしやすいこともポイントです。

一概にサマースクールいっても様々な種類があり、以下のように英語レッスンプラスαでアクティビティを受講できるプログラムも多く存在します。

英語学習メイン

午前中はテキストを使いながら英語の授業を行い、午後は街へ繰り出して様々なアクティビティを行うタイプ。
お店で買い物をしてみたり、カフェで注文をしてみたり等、インプットとアウトプットの両方をバランスよく行える内容です。
サマースクールでは一番メジャーなカリキュラム。

座学メイン

英語力向上を目的とし、アクティビティの割合が少ないタイプ。
既に海外の学校に通っている生徒が多く参加をしています。

また、今後海外留学を視野に入れていたり、インターナショナルスクールに通っているお子様にオススメの内容です。
小学生のサマースクールでも本格的な内容となっており、英語でディスカッションやプレゼンテーションを行ったり、中には検定対策を行うサマースクールもあります。

現地の授業に参加する

現地の学校で、現地の生徒に混じって授業を受けるスタイルです。
日本と季節が反対になる南半球へサマーキャンプに行く際は参加できる可能性が高いでしょう。
現地の授業をそのまま体験するため、現地の小学生が学んでいることを肌で体感することが出来ます。
その分現地の学生にレベルを合わせているため、授業についていけないこともしばしばあるかもしれません。
ただ、そういった際は先生が分かりやすい英語やボディランゲージで説明してくれるので、安心してください。

また、英語圏の教育は日本の教育に比べて主体性を求められることが多いです。
積極的な発言や、自分の意見を共有していくなど、日本では味わえない感覚を体験することが出来ます。

スポーツメイン

サマースクールは、語学学習だけでなく、その国に応じたスポーツを学ぶことも出来ます。

例えば、アメリカのハワイや西海岸であればサーフィン、カナダであればラクロスなど、お子様が興味ありそうなものから留学先を選ぶのも一つの方法です。
小学生の英語学習で大切なことは、英語学習が楽しいものだと思ってもらうこと。
そのためにも、興味ある分野から英語に触れる機会を作ってあげることはとても重要です。

親子で留学

親子留学は、子供だけでなく親も一緒に留学をしながら英語を学んでいきます。
親子留学の中にもいくつか種類があるので、目的別にご紹介いたします。

子どもが留学+親が付き添い

お子様のみ現地の小学校や語学学校のジュニアコースなどに通い、親は学校に通学をしないフリーパターン。
親は既に英語を習得しており、語学学校に通う必要がない、けれど小学生ひとりで海外に行かせるのは心配、というご家庭は、このパターンがおすすめです。

また、小学校低学年で留学をする際、日本語で受け答えや辞書を使うこともままならないため、英語習得や授業内容の理解が浅はかになりやすいというデメリットも。
その分親子留学だと、親が身近でサポートすることが出来るので、留学期間中の伸び代が単身留学に比べて大きくなるとも言われています。

子ども+親留学

子供と一緒に親も語学学校に通うパターン。
近年、両親共に英語が話せないからこそ、子供には英語習得をしてほしいというご家庭が増えています。

そうは言っても、やはり親も英語を習得したいのが本音。
親が語学学校に通っている間、子供は年齢に応じて現地の小学校や幼稚園に通うことになります。
滞在先は、基本的に同じホームステイ先になるため、親子で留学したからといって日本語ばかり話してしまうことも少ないでしょう。
放課後は親子でゆっくり過ごしたいというご家庭は、ホームステイではなくホテルやアパートを選ぶことも出来ます。

親子で英語教師の家にホームステイする

英語教師でホーステイム受け入れ可能な先を探し、そこに滞在をするパターン。
ホストファミリーに直接英語を教えてもらうことが出来るので、子どもの送迎や通学の時間が短縮されることが大きなメリットで、子どもと長い時間一緒にいることが出来ます。

また、ホストファミリーともたくさんの時間を共に過ごすため、本当の家族のように接してくれることでしょう。
海外の生活をリアルで感じられることも、この留学パターンならではです。

親子での英語留学に最適な国と費用は?

留学といっても、行く国によって得られるものが違ってきます。

  • イギリス英語にする?それともアメリカ英語にする?
  • 季節は夏がいいのか冬どちらに季節に留学したい?
  • 英語とは別に、どういったものも一緒に習得したい?

など、たくさんのポイントから絞りながら留学先を決めていくと良いでしょう。
ここでは、メジャーな留学先とその国のポイントをまとめましたので、是非参考になさってみてくださいね。

また、費用に関しては滞在先や期間によって大きく差がありますが、比較的アジア圏だと安く抑えられることが多いです。

アメリカ

留学の定番先、アメリカ。
大人の留学でしたらアメリカ本土のニューヨークやロサンゼルスも人気ですが、親子留学で人気な留学先は、ハワイです。

ハワイはアメリカ本土に比べて治安がよく、日本人にも人気な観光地のため、本土と比較し割と日本語が通じやすいことも多いでしょう。
緊急時に日本語対応ができるところも多く存在します。

また、日本からも多くの直行便が飛んでいるため、親子で渡米もそこまで難しくありません。
常夏の島ハワイと言われているように、どの時期に留学に行ってもそこまで大きく差がなく、常に暖かい環境で英語習得が出来ます。
また、多くの自然が存在しているため、マリンアクティビティを取り入れた留学をしたい方にもオススメ。

費用

短期留学の場合(ホームステイ3食込み)・・・約60〜100万円前後。

プログラムによって大きく差が出てきます。
多くのアクティビティが付いているプランは、多くの費用が必要になるでしょう。
また、ホームステイなのかホテル滞在なのかによっても変わってきます。
ハワイは物価が比較的高いため、場合によっては食費や娯楽費で多くの出費が必要になることが多いです。

安く抑えたい方は、食事付きホームステイを選択したり、ホテルではなくコンドミニアムのような滞在先で自炊をすると安価に抑えらる傾向にあります。

オーストラリア

オーストラリアは日本と季節が逆になるため、日本の冬の時期に留学を考えているご家庭に特にオススメです。
治安や気候が良いとされているゴールドコーストや、アートな街のブリスベンが、親子留学の人気都市。

また、時差がわずか一時間しかないため時差ボケの心配もさほどありません。
オーストラリアは成田空港からカンタス航空と格安航空会社のジェットスターが就航しているため、予算に応じて選択することも可能です。

オーストラリアは都市部の便利さも残しつつ、大自然と触れ合うことの出来る場所。
そのため、短期留学だけでなく中期や長期での留学にも向いているでしょう。

費用

短期留学の場合(ホームステイ3食込み)・・・40〜60万円。

オーストラリアの場合、行く時期や都市によっても差が出てきます。
短期留学の中でも、2週間から参加できるサマースクールのようなものから、1ヶ月程のものもあるため、そこで大きく費用の差が出るでしょう。

また、オーストラリアは多くの語学学校や留学生受け入れ先が存在するため、学ぶ先によって料金も大きく違いがあります。

カナダ

カナダは教育水準が高いと言われており、親子留学でもとても人気のある国です。
アメリカの隣であるカナダは、比較的アメリカ英語に近い発音をすることが特徴。

また、多民族国家であるカナダでは英語の他にフランス語も使われており、カナダの公用語は英語とフランス語になっています。
そのため、英語だけでなくフランス語も習得させたい、トリリンガルにさせていきたいなどのご希望があるご家庭は、カナダ留学がオススメです。

都市によってはフランス語を使わず英語オンリーの地域もあるため、目的に応じて選んでいきましょう。

費用

短期留学の場合(ホームステイ3食込み)・・・40万円〜80万円。

カナダはアメリカ英語に近いため、日本人にとって馴染みのある英語だと言われております。
しかし、アメリカ留学よりリーズナブルで治安がいいことも知られており、親子留学にはオススメのスポット。

カナダは都市によって全く雰囲気が違い、治安も変わってきます。
安価なアパートを探して借りるという選択もありますが、アパートの賃料が安いところは比較的治安も悪いところが多いでしょう。
滞在費を減らしたい場合は、治安やその街の雰囲気を調べてから決定した方が良いでしょう。

フィリピン

親子で留学すると二人分の費用になるため、比較的安価に済ませたいのが現状。
比較的リーズナブルに行きたい方はフィリピン留学が圧倒的にオススメ。
フィリピン本土ですと治安が心配されますが、セブ島は比較的に治安良好とされており、とても人気の留学先です。

フィリピンは、アメリカ・イギリスにに続き、英語を話す人口が世界第3位を言われているほどで、実は英語大国。
フィリピン留学はマンツーマンレッスンが主流となっているため、短期間で英語力を身につけることが出来ます。

費用

短期留学の場合(ホームステイ3食込み)・・・25〜40万円。

フィリピン留学は、他の国に比べ安くマンツーマンの授業が受けられることが大きな特徴です。
他の国では10名前後のグループレッスンが主流ですが、フィリピン留学はマンツーマンが主流のため、コストを抑えたい方は圧倒的にフィリピンがオススメ。
物価も、食品は日本の半分程度と言われており、滞在費も安く済むでしょう。

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  • 子供のうちから海外は早すぎるのかな?
  • 英語は大きくなってから学ばせた方がいいのかな?

答えはNOです。
私たちが思っている以上に子どもの学ぶスピードが早く、子供のうちから英語に触れられているかいないかで、その後の伸び代が大きく変わってきます。

とはいっても、親の立場から考えると、小さい子一人で海外へ単身行かせるのは不安と考えている方が大多数でしょう。
そんな不安も、親子留学なら解消することが出来ます。
なにより親が楽しんでいることが子どものモチベーション向上に繋がります。

行き先によっては一週間などの短期から受け入れ可能なところも多く存在します。
いつもの海外旅行とは違った雰囲気を味わいながら、親子で英語に触れていきましょう!

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