オンライン英会話コラム

子どもに英語の習い事をさせるべき?メリット・デメリットや年齢別のおすすめ勉強方法をご紹介

子どもに英語の習い事をさせるべき?メリット・デメリットや年齢別のおすすめ勉強方法をご紹介

近年、子どもの人気習い事ランキングでも上位に入ってくる「英語」。
このコラムを読んでくださっている中の多くは、英語教育に興味のある方ではないでしょうか。

「子どもに英語の習い事をさせたいけど、いつから始めたらいい?」
「そもそも子どもに英語教育って必要?」
「子どもがなかなか英語に興味を持ってくれない」
そういった疑問も多く耳にします。

そこで今回は、子どもに英語の習い事はさせるべきか、またそのメリットデメリットもご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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子どもに英語の習い事は必要?

「子どもに英語の習い事って必要?」
そういった疑問を抱いているご家庭も少なくありません。
一言で英語の習い事といっても、学習スタイルやどういった目的で行っているのかも様々です。
いろいろな観点から見ていくことで、ようやく英語教育の重要性が見えてきます。

子どもに英語の習い事はさせるべき?

結論から言うと、子どもに英語の習い事はとてもおすすめです!
今後留学やインターナショナルスクールに通わせたいとお考えのご家庭は、小さな年齢のうちから英語を習った方が良いでしょう。

大きくなってからの英語学習は、英語を日本語に置き換えずそのまま英語で理解していく、いわゆる英語耳の習得に時間がかかります。
また、年齢を重ねるにつれて、英語を発音することに抵抗を持つケースが多いです。日本語と英語は発音が全く異なるため、まだ区別がついていない小さなうちに発音に慣れていることが重要です。

「英語は小さい頃から学んだ方がいい」と言われる理由

突然ですが、「クリティカルエイジ」をご存知でしょうか?
クリティカルエイジとは、「脳が最も効率よく学習する期間」のことです。
それぞれの器官により年齢が異なりますが、言語習得に最も適した年齢は8〜13歳と言われています。
また、音声を聞き取る能力は0歳〜5歳に決まってくると言われており、英語のリスニング能力を高めるのであれば、幼少期から英語に慣れ親しんでいることが大切です。

英語の習い事はいつから始めるべきか

英語の聞き取り能力を高めていくのであれば、0歳のうちから英語の習い事に通うのがおすすめです。

0歳児クラスですと、英会話というよりは歌やダンスを使った「リトミック」がメインになるでしょう。
保護者とのスキンシップが増えるため、親子の絆を深めることも出来ます。

座ってお勉強が出来るようになってくる3歳以降は、英会話の習い事もおすすめです。
母子分離のクラスが多くなってくるため、より自力で英語を学習しようという力も養うことが出来ます。

子どもが英語を習うメリット

ここまでお伝えしてきた通り、子どもに英語の習い事をさせることで得られる効果は数多くあります。
それでは、より具体的にどういったメリットがあるのでしょうか。

「英語耳」が早く習得できる

「英語耳」とは、英語で聞いたものを、頭の中で日本語に変換してから理解するのではなく、直接英語のまま理解をしていくことが出来るようになることです。
大きくなるにつれて英語耳の習得は難しいと言われており、音声を聞き取る力が形成されると言われている0〜5歳の間に英語に触れていることが大変重要です。
関連記事:英語の4技能とは?必要性や学習方法を解説

英語に対しての恐怖心がつきにくい

日本語が理解できるようになってからの英語学習は、英語に対して恐怖心を抱いてしまうお子様がとても多いです。
そのため、英語学習を継続的に続けるのであれば、幼少期から始めるのがおすすめです。

英語は苦手意識がついてしまうと、克服するまでに時間がかかります。
英語を嫌いになってしまっては本末転倒、英語の習い事を始める時期も大変重要になってきます。

発音の抵抗がなくなる

英語の発音は日本語とは全く異なります。
特に「r」や「th」の発音は、日本語には存在しない発音方法ですよね。

年齢を重ねるにつれて羞恥心が芽生え始め、みんなと異なることをすることが恥ずかしいと感じる年齢があります。
そういった感覚になる前に、正しい英語の発音に馴染みを持っておくと良いでしょう。

子どもが英語を習うデメリット

ここまでは、子どもが英語を習うメリットをご紹介してきました。
それでは、子どもが英語を習うデメリット(注意点)はあるのでしょうか?

英語も日本語も中途半端になる可能性がある

やはりバイリンガル教育で最も多い悩みは、英語も日本語も中途半端になってしまう可能性があることです。

ただ、バイリンガル教育では必ず「第一言語(母国語)」が存在します。
幼い頃から英語を習っていたとしても、家庭内ではきちんとした日本語を教えるなど、英語同様に教育していくことで、どちらも中途半端になる事態を防ぐことができます。

英語を習うことがプレッシャーに感じてしまう

本人が英語に対して興味がなくなってしまうと、大きくなってからの英語学習をプレッシャーに感じてしまうお子様も多いです。

例えば、小学校や中学校で他の習い事や部活に所属をし、そのことが楽しいと思い始めてくると、除々に英語に対するモチベーションが下がってきてしまう、という話もよく聞きますよね。
そういった中で「親の期待に答えなくては」、と頑張って英語の習い事を続けるお子様もいらっしゃいます。

どちらにせよ、お子様が英語を楽しいと感じているのか否かで、本人が英語を習得出来るかどうかが変わってくるでしょう。

大人に比べ継続することが難しい

英語学習だけでなく、子どもの習い事は継続することが難しいケースも多いです。

幼少期の習い事は子どもの意思ではなく、親の意思で決めていることが多く、意思が芽生えてきたタイミングで今続けている習い事に興味を持たなくなってしまった、ということもよく耳にします。
そうならないために、英語を習うことは楽しいことだというイメージをつけてあげることが大切になってきます。

子どもはどのように英語を習うべきか?

子どもが英語を習う際、どのように学んでいくべきでしょうか。
それぞれの費用も、この後ご説明するので併せて参考にしてみてくださいね。

英会話教室で習う

英語の習い事と言われ、一番最初に思い浮かぶものが英会話教室でしょう。
英会話教室の最大のメリットは、ネイティブの先生から対面で指導が受けられること。
英語が苦手なご家庭は、バイリンガルの日本人先生から指導を受けることが出来るスクールも、数多く存在します。

時間は大体45分〜1時間が多く、赤ちゃんクラスではリトミックを中心としたカリキュラムが多く組まれています。

オンライン英会話を活用する

コロナ渦になり、オンライン英会話はよりメジャーになりました。
時間や場所にとらわれずいつでも受講することができ、費用も対面に比べてリーズナブルです。

英語は継続することが重要です。
保護者のお仕事が不定休の方、また地方在住の方にもおすすめです。

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親子留学や単身留学に行く

思い切って親子で留学に行くのはどうでしょうか。
留学といっても、夏休みを利用したサマースクールや、1ヶ月ほどの短期留学も多く存在します。

留学の醍醐味は、やはり学習時間以外も英語に浸れることです。
日常生活での環境全てが英語になるため、英語の成長は大きいでしょう。

また、日本では経験することが出来ないアクティビティも海外には多く存在します。
そういったものを通じながら自然と英語に触れることで、楽しみながら英語力を伸ばすことが出来るでしょう。

独学で行う

保護者の方が英語が堪能な場合は、独学で英語を身に付けることも可能です。
費用も一番安く抑えることが出来ます。
一方で、先生が存在しないため、どこが間違っているのかが分からない、また正しい発音に触れる機会も少なくなってきます。

独学での英語学習はリスクも伴うため、最初はこれまで述べた3つの中から英語学習を行うことをおすすめします。

子どもが英語を習うときの費用はどのくらい?

それぞれの費用はどのくらいなのでしょうか。
教室やカリキュラムにより料金は大きく変わってきますが、一般的な価格でまとめています。

英会話教室の費用

子ども向けの英会話教室は、1クラスの人数によって変動してくることが多いです。
クラスの人数が多くなるほど価格は安くなり、平均的にグループレッスンだと6名以上が平均のようです。価格としては10,000円前後です。

セミパーソナルと呼ばれる少人数クラスだと2〜5名ほどになり、15,000円〜18,000円が相場です。
教室によってはパーソナルレッスンが受講できるところもあり、価格は25,000円前後でしょう。

オンライン英会話の費用

オンライン英会話は場所を構えていない分、英会話教室よりリーズナブルな価格で受講できることが特徴です。
受け放題で6,000円〜10,000円程が相場でしょう。

中には家族会員のように、1つのプランを家族でシェア出来るものもあるので、保護者の方も有効的に英語の勉強が出来ます。

親子留学や単身留学の費用

親子留学の費用は、行く国や日数によって大きく変動してきます。
安く抑えたいのであれば、フィリピンへの留学がおすすめです。
物価が安いため滞在費も抑えることが出来ます。

アメリカやカナダ、イギリスなど、留学といえばこの国!と皆様が思いつく様な場所への留学は、フィリピンに比べて費用が高くなります。
フィリピンだと1ヶ月30万円前後、その他の国だと1ヶ月50万円前後が相場です。

独学で行う費用

保護者の英語力にもよりますが、独学の場合にかかってくる費用は参考書代くらいでしょう。
現在では無料の動画サイトも多く存在しているため、そういったもので英語を勉強出来る様であれば、費用はほぼ0円に等しいです。
とにかく安く抑えたいご家庭は、独学での勉強が良いでしょう。

子どもの年齢別おすすめ勉強方法

子ども向けの英語の習い事といっても、年齢によって勉強方法は様々です。
それでは、それぞれの年齢でどういった勉強方法がおすすめなのか解説します。

0歳〜2歳の場合

0歳〜2歳の場合、座学での英語学習はまだ難しいでしょう。
そのため、リトミックの様に英語の歌に合わせてダンスを踊ったり、体を動かしながら学んでいくスタイルがおすすめです。

英語に馴染みが出てくるのはもちろんのこと、保護者の方も楽しみながら参加することができます。
親子で協力して進めていく内容となるため、親子の絆を深めることもできますよ。

3歳〜5歳の場合

3歳〜5歳になると、多くの習い事では母子分離での参加となります。
集中力や協調性もついてきているため、座学での勉強も可能でしょう。

それでもまだ完璧に物事を理解できる年齢ではないため、フラッシュカードやパペットショーなど、子どもたちが興味を持ちそうなものを使用していくと、より楽しみながら英語に触れることができます。

小学生の場合

2020年より小学3年生から英語科目が必修化となりました。
そのため、小学生での勉強は座学中心で学ぶことが多いです。
小学校中学年以降は、オンライン上での英語学習などもおすすめです。文法や単語など、より実践的な英語を学んでいくと良いでしょう。
関連記事:小学生におすすめの英語の勉強方法や家で英語を勉強するときのポイントをご紹介

中学生の場合

中学生の場合、高校受験に備えた英語学習が求められます。
英語系の資格を取得したり、面接の練習としてスピーキング力も重要でしょう。
受験に備えた英語学習だと独学では伸び代に限界があるため、塾や英会話教室に通う方が良いでしょう。

子どもが英語の習い事に行きたくなくなったらどうする?

長く英語の習い事を続けていると、子どもが英語に対してスランプやマンネリを抱くこともあります。
そうなった場合、どのように対処していくべきでしょうか。

自宅学習に切り替えてみる

英語の習い事に通っている場合、子供が英語を嫌がる理由としては、保護者と離れたくない場合も多くあります。
もしそういった理由で嫌がっているようであれば、一度自宅学習に切り替えてみてはどうでしょうか。
お父様やお母様が傍にいることで、安心して学習に取り組める子どもも多くいます。

思い切って留学をしてみる

英語自体にマンネリ化をしている場合は、もしかすると今の英語学習には刺激が足りないのかもしれません。
そういったケースであれば、思い切って留学をしてみるのはどうでしょうか。

先ほどもお伝えしたように、留学といっても数週間のものや、親子留学プランも数多く存在します。
親子での思い出作りも含めて、是非一度体験してみてもいいかもしれません。

使用する参考書や英会話スクールを変える

独学の場合、使用している参考書や学習ツールを変えてみるのもおすすめです。
また、既に英会話教室に通っている場合、年齢に応じて今のスクール内容が適性か、定期的にチェックしていく方が良いでしょう。
新たな環境で英語に触れさせたいという方は、英会話教室を変えてみるのも選択のひとつです。

まとめ

一言で子どもの英語の習い事といっても、様々な学習スタイルが存在します。
それぞれの年齢に応じた学習方法を試しながら、まずはお子様が英語に興味を持つやり方で行ってみましょう。
長い英語学習人生、楽しみながら習得してみてくださいね。

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