子どものオンライン英会話には、同じ講師が続けて担当する「担任制(固定講師)」と、毎回講師と時間を選んで予約する「自由予約制」があります。どちらにも良さがあり、お子さんの性格や家庭の予定によって向き不向きが分かれます。
この記事では、2つの仕組みの違いと、担任制で続けるとレッスンがどう変わっていくのかを、Brightly for Kidsのアドバイザーへの取材をもとに整理しました。
担任制と自由予約制の違い
| 担任制(固定講師) | 自由予約制 | |
|---|---|---|
| 講師 | 原則として同じ講師が続けて担当 | 毎回、講師を選んで予約 |
| 予約 | 曜日と時間が決まっている | 空いている枠から好きな時間を選ぶ |
| 振替 | 担任講師の空いている枠の中で行うことが多い | 別の講師や時間帯を選びやすい |
| レッスンの進め方 | 前回までの内容や子どもの課題を踏まえて続ける | 講師が変わるたびに、子どものレベルや状況を伝え直すことがある |
| 向いている目的 | 目標に向けて計画的に進めたい、慣れた先生と安心して話したい | 話す機会を増やしたい、いろいろな先生と話したい |
同じ講師が続くと、レッスンはどう変わるのか
Brightlyのアドバイザーによると、担任制で続けるうちに、次のような変化が見られることが多いといいます。
- 講師との関係ができてくる
毎週同じ先生と話すことで、子どもにとって「知っている人と話す時間」になっていきます - 一人で安心して受講できるようになる
最初は恥ずかしさや不安があった子も、自信を持って一人で受講できるようになっていきます - 細かな課題に気づき、補っていける
講師が子どもの分からないところや足りない部分に気づきやすくなり、細かなことも含めて補強しながら進められます
毎回講師が変わる場合、新しい先生と話すたびに自己紹介やレベルの確認から始まることがあります。25分のレッスンで最初の数分がこうした確認に使われると、月4回なら月に十数分、1年では数時間分にもなります。
英語を話すことにまだ緊張がある子や、積み上げが必要な読み書き・英検の学習をしている子にとっては、同じ講師が続くことが大きな支えになります。
担任制を選ぶなら、英会話はネイティブ講師がおすすめ
担任制では、同じ講師の英語を毎週聞き続けることになります。そのため、英会話のレッスンであれば、担任にはネイティブ講師を選ぶことをおすすめします。
- 毎週、自然な発音とリズムの英語を聞き続けられる
子どもは、よく聞く英語をまねて話すようになります。担任制では同じ講師の英語に長く触れるため、その影響はより大きくなります - 話す速さや言い回しに、少しずつ慣れていける
最初は速く感じても、同じ講師と続けるうちに耳が慣れていきます。講師も子どもの理解度に合わせて話し方を調整できます - 年齢相応の表現を、会話の中で身につけられる
教科書にはあまり出てこない、英語圏の子どもが日常的に使う表現にも出会えます。
一方、英検対策を担任制で進める場合は、日本人講師が適しています。文法や試験の形式を日本語で説明でき、受験の時期についても保護者と日本語で相談しやすいからです。英会話はネイティブ講師、英検対策は日本人講師と、目的によって担任を分けるのが効率的です。
自由予約制のほうが合う家庭
担任制が合わないケースもあります。Brightlyへの相談では、次のような希望を持つ家庭には、自由予約制のサービスのほうが合っていると感じられることが多いようです。
- 毎回違う先生と話し、いろいろな英語に触れさせたい
- 講師の都合に左右されず、予約や振替をすぐにしたい
- できるだけ費用を抑え、回数を多く受けたい
家庭の予定が週によって大きく変わる場合も、曜日と時間が決まっている担任制は負担になりやすいので、事前に確認しておきましょう。
担任制がとくに支えになる子ども
Brightlyへの相談の中でも、次のようなお子さんには、同じ講師が続けて担当することが大きな支えになりやすいと感じます。
英語の経験があり、次の段階に進みたい子
プリスクールや英会話教室、オンライン英会話で英語を続けてきたお子さんは、得意なこととまだ身についていないことの差が大きいことがあります。会話は得意でも文法が整理されていない、読むのは好きでも書くのは苦手、といった具合です。担任の講師は、毎週のレッスンの中でこうした差に気づき、足りない部分を少しずつ補っていけます。
帰国後に英語を使う機会が減った子
帰国して日本の学校に通い始めると、英語を話す時間は急に減ります。毎週同じネイティブ講師と話す時間は、海外での英語環境に近い時間を保つ手段になります。同じ講師だからこそ、以前より言葉が出にくくなっていないかといった小さな変化にも気づきやすくなります。
英検の級と、話す・書く力に差がある子
英検に合格していても、面接やライティングに苦手意識があるお子さんは少なくありません。同じ講師が続けて担当すると、どの表現でつまずきやすいか、どんな話題なら話しやすいかが分かってくるため、苦手な部分を集中して練習できます。
自由予約制から担任制に切り替えるときのポイント
すでに自由予約制のオンライン英会話を利用していて、担任制への切り替えを考えている場合は、次の点を意識すると、新しい講師とのレッスンがスムーズに始まります。
- これまでの学習内容を伝える
使っていた教材、英検の受験歴、得意なことと苦手なことを、入会前の相談のときに伝えましょう。Brightlyでは、体験レッスンの前に日本人アドバイザーがこうした情報をうかがいます - 最初の1〜2か月は様子を見る
講師と子どもが慣れるまでには少し時間がかかります。最初の数回だけで判断せず、レッスン後のフィードバックや子どもの様子を見ながら続けてみましょう - 曜日と時間は、続けやすさを最優先に選ぶ
担任制では毎週同じ時間に受講します。学校や習い事の予定、子どもの疲れ具合を考え、無理なく続けられる時間帯を選ぶことが大切です
担任制で確認しておきたいこと
担任制を選ぶときは、次の点を事前に確認しておくと安心です。
担任制の効果を高める、家庭での関わり方
担任制の良さは、講師が子どもの変化に気づき、次のレッスンに生かせることです。家庭からの情報が加わると、その良さがさらに生きてきます。
- 学校や生活の変化を伝える
英検を受けることにした、学校で英語の発表がある、最近疲れているなど、レッスンに関わりそうなことは早めに伝えましょう - 宿題とフィードバックを見ておく
レッスン後の講師からのメッセージや宿題に目を通すと、今何を学んでいるかが分かり、家庭での声かけもしやすくなります - 気になることは小さいうちに相談する
「最近楽しくなさそう」「内容が簡単すぎる気がする」と感じたら、早めに相談すると、進め方や教材の調整につなげやすくなります
担任制のレッスンに、レッスン外の英語を組み合わせる
担任制では、同じ講師と深く話せる一方で、1週間のうち英語に触れる時間はレッスンの25分だけになりがちです。担任制の良さを生かしながら英語に触れる量を増やすには、レッスン外の学習を組み合わせることが大切です。
多読で、さまざまな英語に触れる
英語の本を音声つきで読むと、担任の講師とは違う声や話し方の英語にも触れられます。Brightlyでは、Oxford Reading Clubの課題図書を、習熟に応じて難易度を上げながら読み進めます
宿題で、レッスンの内容を定着させる
その週に学んだ表現を家庭で使ってみることで、次のレッスンでより自然に話せるようになります
フィードバックを親子で一緒に読む
講師からのメッセージを子どもと一緒に読み、「先生がここを褒めていたね」と声をかけると、次のレッスンへの意欲にもつながります
担任制で、子どもの伸びをどう確かめるか
同じ講師と続けていると、毎回の変化は小さく見えるため、「本当に伸びているのかな」と感じることもあります。伸びを確かめるには、次のような手がかりを組み合わせて見るのがおすすめです。
- 使っているテキストの進み具合
Brightlyでは、レベルが上がるとテキスト(LOOK 1〜6)の次の巻に進みます - 読める本の難しさ
Oxford Reading Clubの課題図書は、習熟に応じて難易度が上がります - 英検などの外部の試験
英語力を客観的に確かめたいときは、必要に応じて英検の受験を勧めています - 講師からのフィードバック
毎レッスン後に届くメッセージを数か月分見返すと、話せる内容や課題の変化が見えてきます
担任の講師は、こうした変化を一番近くで見ています。気になることがあれば、日本人スタッフを通して講師の見立てを聞いてみましょう。
体験レッスンで確かめたいこと
担任制のサービスを体験するときは、レッスンの内容だけでなく、「この先生と毎週続けられそうか」という視点で見てみましょう。
- 講師が、子どもの話をよく聞き、レベルに合わせて話し方を変えていたか
- 子どもが講師の英語を聞き取ろうとし、楽しそうに答えていたか
- レッスンの後、子どもが「また話したい」と言っていたか
- 体験後に、担当講師の決め方や、合わないときの対応について説明があったか
どちらを選ぶか迷ったら
次の質問に「はい」が多いほうが、お子さんに合っている可能性があります。
担任制が合いそう
- 初めての人と話すのに時間がかかる
- 英検や読み書きなど、続けて積み上げたい目標がある
- 毎週決まった曜日・時間に受講できる
- 子どもの様子を一人の講師に継続して見てほしい
自由予約制が合いそう
- いろいろな先生と話すのを楽しめる
- 話す機会を増やすことがいちばんの目的
- 毎週の予定が変わりやすい
- 教材や講師選びを家庭で管理できる
よくある質問
Q. 担任の先生が合わなかったら、ずっとその先生のままですか?
担任制のサービスでも、多くは講師の変更に対応しています。Brightlyでは、保護者から状況をうかがい、講師とも確認したうえで、お子さんに合う別の講師を担当にします。我慢して続けるより、早めに相談するほうが、お子さんにとっても負担が少なくなります。
Q. 同じ先生だと、聞き取れる英語が偏りませんか?
一人の講師の英語に慣れることで、聞き取る力の土台ができます。英語に慣れてきたら、多読の音声やレッスン外の教材で、さまざまな英語に触れる機会を加えるとよいでしょう。
Q. 人見知りの子でも、ネイティブ講師と話せるようになりますか?
最初は緊張して話せないお子さんも少なくありません。担任制では同じ講師が続けて担当するため、講師がお子さんの性格を知り、話しやすい話題や進め方を工夫できます。Brightlyでも、恥ずかしさや不安があった子が、続けるうちに安心して一人で受講できるようになることがよくあります。最初の数回は保護者がそばで見守り、少しずつ一人で受ける時間を増やしていくのも一つの方法です。
Q. 習い事の予定が変わったら、曜日や時間を変えられますか?
担任制は曜日と時間を固定するのが基本です。学年が変わるときなど、予定が大きく変わりそうな場合にどう対応してもらえるかは、入会前にスクールに確認しておくと安心です。予定の変化が多い家庭では、自由予約制のほうが合うこともあります。
Q. 担任制は料金が高くなりますか?
1回あたりの料金だけを見ると、回数を多く受けられる自由予約制のサービスのほうが安いことがあります。比べるときは、教材や学習の進め方、保護者へのサポートまで含めて、何に費用を払うのかを確かめましょう。
Q. 担任制のマンツーマンだと、話す量は十分ですか?
25分のマンツーマンレッスンでは、講師と子どもが1対1で話すため、グループレッスンと比べて子どもが話す時間は多くなります。担任制では、講師が子どもの話しやすい話題や得意な表現を知っているため、会話がつながりやすく、同じ25分でも子どもが話す時間を増やしやすくなります。
Brightly for Kidsの担任制
Brightlyは、原則として同じ講師が担当する担任制で、レッスンは曜日と時間を固定して受講します。英会話は子どもの英語指導経験を持つネイティブ講師が担任になり、英検対策は日本人講師が担当します。保護者からの相談は日本人スタッフが受け、必要に応じて講師と共有します。
体験レッスンの前には、日本人アドバイザーがお子さんの英語の経験や目標をうかがいます。担任制が合いそうかどうかも、そのときに相談できます。
[CTA]担任制が合うかどうかを、日本人アドバイザーに相談する(無料カウンセリング・体験レッスン2回)

